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星景

2019年3月17日 (日)

高遠の天の川

今朝、長野の高遠で撮った天の川です。3月になると明け方に夏の天の川が昇って来ます。なぜ夏でなく今撮るかと言うと、夏に比べると今の方が空気が澄んでいて天気も安定しているからです。

Ps2
カメラ: Canon EOS 60Da
撮影日時: 2019/3/17  04:17~
焦点距離: 15㎜ シグマ対角魚眼 F3.2(F2.8)
シャッター速度: 120秒×14枚
総露光時間 28分
ISO感度: 1600
撮影場所:長野県高遠
画像処理ソフト:Stellaイメージ8 PhotpshopCC(CameraRaw)
FlatAidePro
ポラリエにて追尾

ここまでくると、南の空に限れば甲府盆地の光害から大分逃れることが出来て、上々の天の川を見ることが出来ます。当夜は月が沈んで月明りの影響が無くなるのが4時過ぎです。そのご薄明が始まるのが4時半ですから、30分ほど撮影好機があります。それを狙っての遠征となりました。

 

余談ですが、山梨県北杜市からですと、高遠に行くには中央道を糸魚川静岡構造線沿いに北上し、諏訪から152号線を中央構造線沿いに南下します。地質学的にちょっと面白いんです。

 

元画像はこちら。
Img_4639

左端の光跡は多分国際宇宙ステーションだと思います。




Photo
 

 


Img_4031

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2019年2月21日 (木)

冬銀河 シリウスからカペラまで。

前回の記事で掲載した冬銀河の撮影の後、オリオン座が大分地平に傾いたので、カメラを少し上に向けてシリウスからカペラにかけての冬銀河を狙いました。

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カメラ: Canon EOS 60Da
撮影日時: 2019/2/8  22:30~
焦点距離: 15㎜ シグマ対角魚眼 F3.2(F2.8)
シャッター速度: 180秒×12枚
総露光時間 36分
ISO感度: 1600
撮影場所:長野県大鹿村
画像処理ソフト:Stellaイメージ8 PhotpshopCC(CameraRaw)
FlatAidePro

今度は一回の露出時間を3分に延長して総計で10分ほど多く撮りました。
それに伴い強調処理にも少し余裕が出来たせいか、大分目指すイメージに近づけました。

 薄雲が時々横切り低空にはモヤが発生していましたが、FlatAideProのお陰でうまく処理できたと思います。でも今度はもっと高度で長い時間撮りたいです。

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こうしてみると明るい星雲と中々写らない淡い星雲の違いが分かりますね。

元画像はこちら。
Photo


Photoshopで綺麗に見えても、ブログに張り付けるためJEPGにしてリサイズすると微恒星が目立ってきたなく見えてしまいます(下)。
Photo_2
そこでこの後もう一度FlatAideに戻り、星を抑える作業を追加したものが1枚目です。また、赤い星雲の強調はPhotoshopで「チャンネル減算マスク」の手法を使っています。

画像処理はStellaイメージ8(現像、コンポジット)->FlatAidePro(周辺減光、色ムラの除去など)->Photoshop(主に色の強調)の手順でやりました。始めPhotoshopで現像する方が発色がいいという話もありますが試したことはありません。

 

撮影風景
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AP改造赤道儀(携帯用モバイルバッテリー使用 レンズヒーターも)

 


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もっと~

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2019年1月 4日 (金)

巨木としぶんぎ座流星

みずがき湖から増冨温泉方面へ車で5分。廃校になった小学校分校の木造校舎(フィトンチッド)があります。そこから歩いて5分の所にトチの巨木があります。根回り10m高さ30mで樹齢は300年を超えると言われています。広角でもすべての枝は画角に入りませんでした。その夜は丁度しぶんぎ座流星群の極大日でした。結構流れていたので2時間の撮影でいくつか入ることを期待していたのですが、一つだけ入ってくれました。

 

Ps
カメラ: Canon EOS60Da
撮影日時: 2019/01/04 04:10
焦点距離: シグマ対角魚眼15mm F2.8
三脚固定 20秒露出 ×3枚 比較明コンポジット※
ISO感度: 3200
撮影場所:山梨県北杜市須玉町比志
画像処理 PhotoshopCC(CameraRaw)

 

昼間に行くとトチの木のそばに車ほどの大きな岩が転がっているので近寄ると、なんとそれはトチの折れた大枝でした。以前はもっと大きく枝を広げていたようです。

 

今までしぶんぎ座流星群はタイミングが悪かったせいか、ほとんど流れたのを見なかったのですが、今年は5分も見れば2つ3つ見れるほど活発でした。気温はー5℃より下がったでしょうか。10分も見ていると凍えて車に逃げ込みました。

 

※画像差し替えました。JEPG1枚からRAW3枚コンポジットへ。

 

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背景の色ムラを整えてから彩度を落としたものをブレンド。
ありゃ、流星がギザギザに

 

 

 

 

 

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前日早朝の試写

 

 

 

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2018年12月11日 (火)

沈む月と土星

外は淡雪が降っています。やっぱり12月ですね。

12月9日、南アルプスの薬師岳に沈む月と土星です。

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2018-12-09 17:24

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天と地が出会う瞬間はいつもロマンチックで感動的です。

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2018年11月22日 (木)

春のダイヤモンド、春の大曲線

満月まじかの夜明けの空です。今日22日は二十四節気の小雪です。高い山の頂には雪が見られるようになり冬の足音が聞こえてきましたが、星空の方は早くも春の星座が昇って来ました。

Photo
カメラ: Canon EOS 60Da
撮影日時: 2018/11/20 05:13
焦点距離: 15㎜ シグマ対角魚眼
シャッター速度: 20秒
コンポジット枚数4枚
露光時間80秒
ISO感度: 1600
撮影場所:山梨県北杜市
画像処理ソフト:Stellaイメージ8 PhotpshopCC(CameraRaw)

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ようやく澄んだ星空が見られるようになりましたが、寒いのは苦手です。特に風が吹くと。-10℃になるとどんなに綺麗でも足が動きません 睡眠不足と冷えは体に堪えますが、うまく冬の星空と付き合っていい写真をゲットしたいですね。

 


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チョコは暖かい場所を求めて、上へ上へと移動しています。

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2018年11月15日 (木)

夜明け

今朝15日明け方の空に金星とスピカが並んで昇って来ました。

Jpg
2018-11-15 05:35

Trm


昨夜は林道最後の遠征のチャンスでしたが、疲れと寒さで日和ってしまいました。


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情けない

2018年10月30日 (火)

梅ノ木遺跡と日周運動

山梨県北杜市の梅ノ木遺跡に人々が暮らした5000年前には、北極星はりゅう座のツバーンでした。地球の歳差運動のためです。南の空には南十字星が見られたようです。全天一小さな星座に一等星が2つ、隣りのケンタウルス座にも2つ、その東には天の川銀河の中心部が見えたのですから、当時の人々はさぞかし美しい星空を見ていただろうと思います。ちなみにエジプトではピラミッドが建設された時代ですね。

 

今年の4月27日にオープンした国指定の縄文遺跡「梅ノ木遺跡」の復元住居は、よくある三角形の茅葺の竪穴住居では無くて、ドーム型で天窓のある竪穴住居です。クルミの木の皮で覆われていて冬は土をかぶせて寒さをしのぎます。

 

St3
2018/10/29 02:05~04:25

 

茅(かや)の代表はススキですが、葉っぱの先端にはガラス質があるので手が切れたりします。ところが住居跡からはガラス質が出てこないので、最近では茅でなく木の皮などで覆って土をかぶせたのではないかと考え直されているそうです。

 

 全国で遺跡は46万か所ありますが天窓のある復元住居は唯一ここだけだそうです。天窓はカナダやアメリカ原住民の様式だそう。また、近くの沢に下りる道(70m)の跡も発掘されていますが、道が発見された例は50例だけで、その中でも道の用途がはっきりしているのは珍しいこともあり国指定の遺跡になりました。

 

ちなみに、この竪穴式住居を一軒建設するのに1700万円掛かっているそうです。床面積を考えると中々の高級住宅ですね。

 

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Img_9648

何だか縄文遺跡の紹介がメインになってしまいましたが、近々ホームページも出来るそうですので興味のある方はそちらをご覧あれ。

 

 

 

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2018年10月27日 (土)

沈みゆくいて座

日が暮れ、月が昇る前のわずかな時間ですが綺麗な星空が拡がりました。西の空には山の端に沈もうとするいて座の南斗六星が見られました。

Img_1539
カメラ: Canon EOS 60Da
撮影日時: 2018/10/27 18 :34
焦点距離: 18㎜
シャッター速度: 20秒 
ISO感度: 1600
撮影場所:山梨県北杜市
フィルター プロソフトン  Jpeg撮って出し

いて座の星々を結ぶ時、一番わかりやすいのがティーポットの形です。南斗六星のひしゃくの部分がティーポットの取っ手になります。注ぎ口の先端は本来のいて座の矢じり部分ですね。

Photo

紅茶が注がれている辺りは、甲府盆地の夜景スポットで有名な甘利山でしょうか。この写真の撮影時にも林道の車の明かりがちらちら見えていました。今頃夜景を見に来た人たちは頭から熱い紅茶を掛けられて大騒ぎをしているかも・・なんて想像すると可笑しくなってきます 私の頭の方がおかしいかも。

緑の光跡は東大宇宙線観測所から放たれたレーザー光です。こんな光景は初めて見ました。何をしているのでしょうか?ちょっと興味を惹かれます。

いて座が沈む頃、東の空からはおひつじ座が昇って来ます。下り坂と上り坂と運命を分かつ二つの星座ですが、占星術では一番相性がいいのだそうです。

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ステラナビゲーターより

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2018年7月 7日 (土)

GIFアニメ編

10秒ごとの画像をGIFアニメにしました。

Anigif

2018/6/26 2:25~2:27 

PhotoScapeXというフリーソフトですが、原画に署名を勧められた時に使った際にアニメも作成できるようなので、試しに作ってみました。

さすがに人の影は見えないですね。オベリスクが月のど真ん中を通過したのが分かります。

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2018年6月27日 (水)

月との対話

今まで山歩き、岩登り、天体写真と趣味の変遷がありましたが、
この写真はその集大成です。

南アルプスの地蔵岳(2764m)山頂に沈む月とのツーショットです。山頂の岩塔「オベリスク」のてっぺんに登り自撮りました。
カメラは下界の自宅の望遠鏡にセットして、月がオベリスクに掛かる時間帯にタイマーでシャッターを切りました。シャッターを切るタイミングはステラナビゲーター10(天体シュミレーションソフト)で決めましたが、誤差は3分程で済みました。念のため前後30分10秒間隔で撮影しています。

Batch_img_9865
カメラ: Canon EOS 60Da
撮影地:  山梨県北杜市
撮影日時: 2018/06/26 02:25(カメラ設定時刻)
望遠鏡:TOA150
焦点距離: 1100mm
シャッター速度: 1/160
ISO感度: 200
画像編集ソフト:Stellaイメージ7、PhotpshopCC。

以下同条件で10秒毎に撮影したものからピックアップしました。

Batch_img_9867
02:26:18

Batch_img_9870
02:26:51

Batch_img_9874
02:27:35


トリミング画像

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月に向かって手を上げています。

 

当夜は雲が多く、時間が経つに連れてかなりのおぼろ月になり撮影が危惧されましたが、幸運にも撮影直前の5分前に雲が切れて撮影可能なレベルにまで明るくなってくれました。薄雲越しなので露光不足は免れませんでしたが、RAW現像(データーが沢山詰まった特殊な元画像RAWの画像処理)で何とかカバー出来ました。 

天気は運任せでどうにもなりませんが、心配なのはピントのズレでした。撮影時にはカメラの傍にピント合わせをする人はいません。気温の変化でレンズが膨張収縮するので、焦点がずれます。数日暑い日が続いたので望遠鏡のピントを調整し直し、気温16℃の条件で固定しました。シャッタースピード、感度は出来れば前日の月没時に合わせたかったのですが悪天続きで断念し、去年の
6月に撮った写真と同じにしました。(この過去のデータも実は露光不足でしたが。)

 

今回の日程では山頂まで登り1時間の所にある山小屋(鳳凰小屋)にお世話になりました。昼間に山頂で準備を済ませておき、夜中に再び小屋を抜け出して山頂直下で待機していました。夏なので凍えることもなく、風も岩陰でよけられたので割と過ごしやすかったです。

去年から計画準備を重ねようやく実現出来て嬉しいのですが、今は何か気が抜けてしまいました。この計画が実現するまでに何年も掛かるかもしれないと思っていましたから。気力が再び戻って来たら、また新たなる目標に向って行きたいと思います。

 

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